2019.07.22
結局安全なの?CBDオイル 安全性の根拠・副作用について
美Written by 美意識タカ子
マイケル・J・フォックスやモーガン・フリーマン、アレッサンドラ・アンブロジオなどの海外セレブも愛用しているCBDオイル。
日本でも認知が広がり、最近では伊勢丹などの大手百貨店でも購入できるようになりました!
しかし興味はあるものの、CBDオイルは本当に安全なのかどうか気になるところです。
CBDオイルを日常に取り入れる前に基礎知識を身に着けておきませんか?
今回は、 CBDオイルの安全性・副作用・アレルギーなどについて詳しい情報をまとめています!
Contents
CBDオイルの安全性 WHOが公式発表!
日本人はCBDオイルに対し、警戒心を持つことが多いと思われます。
何故なら、日本では大麻の使用は違法であり、「大麻=ダメなもの」という認識が強いからです。 しかし、CBDオイルは法律に引っかかることはなく、安全性も高いです。安全性については、WHOが報告書を出しています。詳しく見ていきましょう。
CBDオイルは依存性や乱用性の心配がない
WHO(世界保健機関)が、2017年にジュネーブで行われた薬物依存に関する専門委員会において、CBD(カンナビジオール)には、依存性や乱用性が認められないことを報告しています。
CBDの原料は大麻草ですが、麻薬のような性質は持っていません。つまり、依存性薬物ではありません。
(参考文献/カンナビジオール(CBD) 事前審査報告書:http://cannabis.kenkyuukai.jp/images/sys%5Cinformation%5C20171206225443-F93DD6CFE8B1C092970601FFD88BDBE2E5F96AE8B22F18642F02F65C6737547F.pdf#search='CBD%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB+%E6%96%87%E7%8C%AE')
CBDオイルとヘンプオイルは違う!勘違いに注意!
ちなみに、ヘンプオイルというものもありますが、これはCBDオイルとはまったくの別物であり、麻薬かどうかという議論にのぼることはありません。
一般的に麻薬と呼ばれ、心身に悪影響を及ぼす「大麻 」たるには、「THC」という成分が含まれていることが条件となります。 麻薬として使われるのは葉や花で、それらにはTHCという精神に作用する成分が含まれています。
一方CBDは、茎や種から抽出されTHCが含まれていません。つまり、CBDオイルには依存性や乱用性はないということです。
CBDオイルと医療大麻や大麻、ヘンプオイルって何が違うの?それぞれの効果の違いに関しては、下記記事を参考にしてみてください♪
CBDlife編集部の「独り言」
個人的な感想ではありますが、私もCBDオイルに依存性は感じていません。
何故なら、長年愛用しているにも関わらず、飲み忘れることがあるからです(笑) 「今日飲むの忘れた~」とか「飲むのめんどくさい!」となるのは他のサプリメントと同様です。「一度使うと使わないと生活できず手放せなくなる」ということはありません。
CBDが体の中で変質しないか心配・・・
CBDはTHCのように精神に悪影響を及ぼすものではありませんが、しかし、CBDも同じ大麻草から取り出されたものです。
大量に摂取したらTHCのように精神に作用したり依存性が現れたりするのではないか?また、人の体の中に入ってからTHCに変化する可能性はないのか?と心配になりますよね。
どちらの疑問にも調査研究がなされました。試験管内での実験と臨床実験との結果が出ており、先程の薬物依存に関する専門委員会でWHOが提出した報告書にも掲載されています。 結論は、多量にCBDを摂取しても、またCBDが変質してもTHCのような効果を持つ状態にはならない、ということでした。
多くCBDを摂取したからといって、健康を害することはありませんので安心して使用できます。
CBDオイルは健康を害する副作用が無い
CBDオイルの有用性については、いまだ研究途中です。
主にてんかんに効果があるとされていますが、他にも効果があることを科学的に証明する努力はなされているものの、まだ未確定な部分も多々あります。
これは、CBDの効果が穏やかだということの表れでもあるかと思います。 ハイリスクハイリターンという言葉がありますが、高い効果を持つ成分は一方で副作用も強く出る場合があります。
CBDの場合は、様々な可能性を持ってはいるものの、薬のような効果を持つものではないということで、副作用も強く出ないということなのです。
しかし、CBDオイルの副作用には個人差があるという意見も…
CBDオイルはあくまでも「サプリメント」にカテゴライズされます。そのため、大きな作用がない代わりに副作用もありません。
ただし、中には副作用を感じる人もいるようです。比較的よく挙げられる副作用についてチェックしておきましょう。
CBDオイルの副作用①喉の渇き
CBDオイルを摂取すると、喉や口の渇きを感じることがあるようです。
これは、唾液を出す働きをする顎下腺が、CBDの影響を受けるためであると考えられています。
ただし、通常は軽度ですので心配するようなレベルではありません。いつもよりも飲み物が欲しくなるという程度です。 飲み物を飲みたくなる方は、トイレに行きにくい状況になる日は使用を控えるようにすると良いでしょう。
CBDオイルの副作用②眠気
次に多く寄せられるのがCBDオイル服用による眠気です。
しかし、CBDオイルを摂ることによる眠気については、副作用とは言い切れません。
何故なら、スムーズに入眠するためにCBDオイルを使用することもあるからです。
CBDオイルはリラクゼーション効果があるため、寝つきが悪いと感じた時に私も使用しています。もちろん「寝よう」という意志があるという前提も必要ですが、CBDオイルを摂ると確かに寝入りが良くなります。
睡眠薬ではないため、オイルを飲んだらすぐに入眠!ということにはなりませんが、寝る前に飲む癖を付けている方は、条件付けで眠気に襲われる可能性もあるかと思います。 車の運転前や大切な用事の前には摂取しないようにしましょう。
CBDオイルで副作用を感じたら・・・
CBDオイルで副作用を感じる人は、もしかするとその製品が体質に合っていないのかもしれません。
相性の要因となるポイントがいくつかありますので、確認してみてください
CBDオイルの純度をチェック
CBDの成分自体についても、製品により違いがあります。
それは、「CBD自体を加工するかどうか」という違いです。
大麻の茎や種からまずCBDを抽出しますが、加工せずそのままベースオイルに添加する場合(フルスペクトラム)と、精製してCBDの純度をアップさせる場合(アイソレート)とがあります。
一見、精製して純度をアップさせた方が良さそうに思えますが、一概にどちらが良いか言い切ることはできません。 何故なら、未精製の場合は植物から取り出されたその他たくさんの成分が相互に働くことで優れた効果が発揮される、という考えもあるからです。(アントラージュ効果) スキンケアに使用する植物オイルも同じかもしれません。
CBDオイルだけじゃない!他のオイルでも…
例えばホホバオイルですが、未精製のものは栄養が豊富で黄金色をしており「ゴールデン」と呼ばれリッチなイメージです。確かに合う人はゴールデンを使用する方が、肌に良い効果が得られそうです。
しかし一方、ゴールデンはホホバ特有の成分が強すぎてアレルギーを起こしたり、不純物で肌が荒れてしまう人もいます。 精製・未精製それぞれに良い点があり、それは使う人によって変わってくるということです。 実際に試してみて、どちらが自分に合うのか確認することが一番です。
CBDオイルの濃度を変えてみる
CBDオイル製品には、CBDの濃度に差があります。
一般的にはCBD濃度が高いものほど価格も上がりますが、効果を感じるには5%以上のものを利用したいところです。
ただし、低濃度で摂取回数を増やす方が合う人もいるかもしれません。 一度使って合わない・変化がないと感じた場合は濃度を見直してみることをおすすめします。
植物性アレルギーがないかパッチテストを行う
CBDオイルは、自然の植物成分が含まれるものです。
CBDオイルを使用していて何かしらの不調を感じる場合は、植物に対するアレルギー反応を起こしている可能性もあります。
アレルギーの可能性を探るには、問題の切り分けが必要です。
・CBDそのもの、つまり大麻草に対するアレルギー
・CBDオイル製品のベースオイルに対するアレルギー
この2点で分けて考えなくてはなりません。
いずれにしても、パッチテストを行うことで自分の体の様子を見てみることができます。
パッチテストのやり方まとめ
二の腕の内側に薄く伸ばして、48時間放置します。
当然、48時間経過する前に肌に異常を感じた場合は、拭き取ったり洗い流したりして肌の上から取り除いてください。
CBDのパッチテスト
大麻草のアレルギーをチェックするには、CBDオイルやCBD配合のコスメ(オイル以外)を使用し、パッチテストを行います。
もしCBDオイルとコスメの両方で反応が出た場合は、大麻草アレルギーで確定の可能性が高いですが、オイルでのみ反応した場合はベースオイルを疑う必要があります。
ただし、CBDの濃度によっても反応は違ってくるかと思いますので、コスメはCBDの含有量が少なく反応しないのかもしれません。あくまでも目安としてください。
ベースオイルのパッチテスト
「大麻草のアレルギーとはどうも違うような気がする」と感じたら、ベースオイルのパッチテストに移ってください。
CBDオイルのベースとしてよく使用されるのが、オリーブオイルやココナッツオイルですが、その製品によって様々です。
手持ちの製品やこれから使ってみたいと思っていた製品のベースオイルを調べます。
そのベースオイルを入手し、パッチテストを行ってください。 オイルはブームとなっているためスーパーなどで簡単に手に入れることができます。
しっかり効果を感じるために!自分にあったCBD製品を選ぼう
CBDオイルは、いくつものメーカーから販売されています。
今までお伝えしてきたように、CBDの濃度・CBDの精製未精製・ベースオイルなど、そのバリエーションは豊富です。
ネット上の口コミなどの情報も活用しつつ、自分に合った製品を見つけることが重要です。
当サイトでは正しいCBD製品の選び方等もまとめておりますので、気になる方は参考にしてみて下さいね♪
あなたにマッチしたCBDオイルで、生活の快適さをグレードアップしてください!

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