2019.10.17
【解説】CBDオイルが安全だと言える二大根拠!WHOとWADAの見解とは?
CWritten by CBDlife編集部
「CBDオイルって大麻草由来の成分らしいけど…本当に危険じゃないの?」
海外ではサプリ感覚で当たり前に摂取されているCBDオイルですが、やはり「大麻草由来」と聞くとその安全性や危険性が気になりますよね。
しかし、ご安心下さい。
CBDオイルは国際的機関からも安全性に対する信頼を寄せられている、安心・安全な成分なのです。
この記事ではその二大根拠として、国際機関である「世界保健機関(WHO)」と「WADA(世界アンチ・ドーピング機構)」が正式に報告した見解を解説します。
Contents
CBDオイルは危険?安全?
CBDオイルは日本でも合法の安全な製品
結論から言うと、CBDオイルは日本でも合法かつ、安心して摂取出来る成分です。
大麻草全般に関する規制を管理している「大麻取締法」を見てみましょう。
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
大麻取締法 第一章 総則 第一条
これを簡単に要約すると、「大麻草の茎と種子、そしてそれらの製品は合法です」ということになります。
違法となるのは茎と種子以外の「花穂」と「葉」の部分ということ。
CBDオイルをはじめとするCBD製品は、大麻草の茎と種子から抽出された成分のみで製造されているので、日本でも合法というわけです。
ただし、不純物を含む海外の「粗悪品」には注意が必要
日本で販売されている海外CBD製品の中にも稀に「粗悪品」が含まれている場合があります。
日本では違法成分となっている「THC」が混入している商品や、水銀・農薬などの不純物が入っている商品が販売されていることが判明しています。
日本にCBD製品を輸入する場合、海外の工場で大麻草からCBDを抽出する際の写真や成分分析のレポート、関税での成分チェックなどが厳しく行われます。
なので、本来であれば日本に違法なCBD製品が輸入されることはありません。
ですが、税関も商品一つ一つを開封して成分チェックするわけにも行かないのが現状…!
海外のCBD製品に関しては「CBDやそれ以外の成分が個体によって均等ではない」という説もあるので、商品によってはTHCが混入してしまうことも有り得るのでしょう…。
ユーザー側として出来る対策は「大手CBDブランドで購入する」「百貨店などで購入する」「国産ブランドの商品を購入する」などです。
必要であれば、販売元の国のサイトから成分について詳しく問い合わせてみるのも手でしょう。
そもそも「CBD」ってどんな成分?
CBDはまだ日本に浸透し始めたばかりの成分なので、良く知らないという方も多いかと思います。
一体どんな成分なのかご紹介します。
THCと違って精神作用がなく、日本でも合法の成分
先述したように、日本では法律で認められている大麻草の茎と種から抽出されたCBD製品が販売されています。
CBDとTHCは大麻草に含まれる「カンナビノイド」という化学物質の一種です。
カンナビノイドは約104種類ほど確認されていますが、その中でも二大カンナビノイドとされているのがCBDとTHCなのです。
THCには「ハイになる」などの精神作用がありますが、CBDにはそのような作用はありません。
CBDには高い薬理効果があることが分かっている
CBDは難治性てんかんに対する治療をはじめ(アメリカではすでに処方箋薬として承認)、ガン治療などにも高い薬理効果を発揮する可能性が研究によって確認されています(参考:がん情報サイト)。
また痛みや炎症を軽減する効果があることも分かっており、研究段階のものも含めると約100種類の疾患の治療に有効的である可能性が高いと言われています。
CBDの安全性の根拠1:WHO「CBDは乱用と依存の症例なし」と報告
2017年にジュネーブで行われた「薬物依存に関する専門委員会(ECDD)」第39回会議において、以下のような報告が発表されました。
乱用傾向の実験モデルで、CBDは、条件づけられた薬物処置区画の嗜好性あるいは脳内自己刺激にほ とんど影響を与えないように思われる。動物用医薬品におけるCBD弁別モデルでは、THC代用となるこ とに失敗した。ヒトにおいてCBDは、乱用あるいは依存可能性を示唆する作用を示さない。
CBDの潜在的な身体依存効果(例えば、離脱症状や耐性)に関するコントロールされたヒト研究 では、報告されていない。
CBDは、現在フェーズⅢ試験において純CBD製品(エピデオレックス)を用いたいくつかの臨床試験 でてんかんの効果的な治療として実証されている。CBDが多くの他の健康状態のために有用な治療であるかもしれないという初期的なエビデンス(科学的証拠)もある。
いかがでしょうか?
要するに「CBDは乱用あるいは依存性がなく」「身体依存効果も報告されておらず」「多くの疾患の治療に有用であるという科学的証拠がある」と言っています。
そもそも世界保健機関(WHO)とは、「全世界の健康を守るため」に設立された国連の専門機関です。現在の加盟国はなんと194ヶ国もあるそう。
法的拘束力こそ持たないものの、世界的権威を持つ機関と言えます。
そんな世界的機関が「CBDは安全だ」と言えば、世界の認識も自ずとそうなっていくのです。
その証拠に、次に紹介する「世界アンチ・ドーピング機構」ではCBDを禁止薬物リストから除外し、話題となりました。
CBDの安全性の根拠2:WADA「CBDを禁止薬物リストから除外」
WADA(世界アンチ・ドーピング機関)もまた、CBDを安全な成分だと認め禁止薬物リストから除外しました。
スポーツ界ではCBDが解禁されたことで、副作用・依存性の強い鎮痛剤に代わるサプリとして注目を集めています。
CBDは身体に悪影響を与えないことが認められた
CBDが体に悪影響を与えないことは、WHOの報告からも明らかです。
2017年9月29日に世界アンチ・ドーピング機関(WADA)による2018年禁止表国際基準が発表され、カンナビジオール(CBD)が禁止薬物リストから除外されました。
この決断にはWHOによる報告が大きな影響を与えたと考えられています。
WHOと同じく国際的な機関であるWADAがWHOを容認したことは世界に大きな影響を与えました。
THCは禁止薬物リストに入ったまま
禁止表には「カンナビジオールは禁止されません。合成カンナビジオールは大麻類似性物質ではありません。しかし大麻から抽出されたカンナビジオールは、さまざまな濃度のTHCも含む可能性があるため、引き続き禁止薬物となります」と記載されています。
THCを含むものはもちろんドーピングの規制対象になります。
そのため選手がCBDオイルを使用する際には、フルスペクトラム(CBD以外のカンナビノイドも含む)の製品よりも、CBD単一のオイルなどが好ましいと言われています。
スポーツ業界にはCBDの使用を推進する動きが拡大している
大きな怪我・負傷を繰り返す選手の多くは副作用や依存性の高い鎮痛剤に頼りきりになってしまうため、中毒になる選手が続出。
これが大きな問題となっていました。
CBDオイルであれば、精神作用の心配がなく、依存性・乱用性がない上、鎮痛・抗炎症作用を持つことが分かっています。
鎮痛剤に代わる成分としてスポーツ業界で高い注目を集めていて、続々とCBDオイルの使用を推奨する動きが見られます。
アスリート業界に広がるCBD推奨の動き(一例)
・2018年8月に総合格闘技協会(MMA)は、CBDオイルの販売会社である「Natural Wellness CBD」社の公式スポンサーになることを発表。
・サイクリングの名選手であったフロイドランディ氏が「フロイズ・オブ・リートヴィル」というCBDブランドを立ち上げ、啓蒙活動を行っている。
・元ニューイングランド・ペイトリオッツのプレイヤーであるロブ・グロンコウスキーによって、NFLでのCBD使用を支持すると記者会見が開かれた。CBDMEDICとの新商品開発にも乗り出している。
2020年の東京オリンピックに向けて、多くのトップアスリートたちがCBDオイルを使用し始めることが予測されています。
日本の選手の中からもCBDオイル愛用者が続々と出てくるかもしれません。
国際機関が認めるCBDオイルの効果とは?
CBDオイルの具体的な効果についてご紹介します。
大規模臨床試験を経たもの、まだ小規模な研究段階のもの…様々ありますが、「CBDの薬理効果が期待出来る疾患」はかなりの数あります。
以下、世界保健機関(WHO)の発表しているCBDの治療効果を発揮する可能性のある疾患概要をご紹介します。
さらに、世界保健機関(WHO)の発表ではないものの、2009年の文献レビュー「カンナビノイドの科学」(監修:佐藤均 編:日本臨床カンナビノイド学会 築地書館)では、CBDの薬理効果が以下のように列挙されています(参考:PURE CBD)。
・疼痛緩和
・殺菌・細菌増殖抑制
・血糖値を下げる
・悪心嘔吐を減らす
・発作と痙攣を減らす
・炎症を減らす
・睡眠補助
・動脈閉塞のリスクを減らす
・腫瘍 / ガン細胞の増殖抑制
・乾癬(かんせん)の治療
・精神病管理・精神安定剤
・抗痙攣
・不安を和らげる
・骨の成長促成
・免疫系の作用抑制
・小腸収縮抑制
・神経系変性の保護
まだ臨床・研究段階にある疾患も含まれるためその効果「断言」することはできませんが、約100以上もの疾患に効果的だと言われています。
これだけの症状に対して研究されている天然成分は他にはありません。
アメリカではCBD由来のてんかん薬「エピディオレックス」が、難治性てんかんの「レノックスガストー症候群」および「ドラベ症候群」の処方薬として使用され、すでに実践的な医学で役立てられています。
このエピディオレックスに関しては日本でも臨床試験(治験)が行われる見通しが立っています。
また、日本でもCBDオイルなどを導入するクリニックも増えています(参考:臨床CBDオイル研究会)
安全なCBDオイルを選ぶポイント
ガンやアルツハイマーなど、誰もが陥る可能性のある疾患をはじめ、約100以上の疾患に薬理効果が見込めると言われるCBDオイル。
残念なことに、人気に乗じて粗悪品を販売する業者もあります。
ここでは、安全なCBDオイルを選ぶ4つのポイントをご紹介します。
ポイント➀:大手ブランドや国産ブランドを選ぶ
高い信頼を得ている大手ブランドであれば、製造には万全を期しているケースがほとんどなので、大きな安心要素となります。
それでも心配…という場合は国産ブランドを検討してみて下さい。
国内で製造されるCBD製品は、海外の工場で抽出されたCBDを日本の工場で加工・製造したものです。
CBDを日本に輸入する際には現地の方々の協力も必要となり、CBD抽出時の写真や書類を厚生労働省に提出しなくてはなりません。
また、税関では海外製のCBD製品を輸入する時よりも厳しい審査をクリアする必要があります。
日本国内でCBDを加工しようとしてるんですから、厳しく見られて当然です。
こういった過程には莫大なお金と時間と手間がかかります。
さらに日本国内でも加工の際にTHCを含まないことが二重でチェックされます。
なので、「国産CBDオイル」を謳っているCBD製品は、海外製の商品よりも安全性が高いです。
ポイント➁:個人輸入ではなく大手代理店から購入する
過去に「CBDオイルを個人輸入したら税関のTHC検査で引っ掛かり、購入者が逮捕された」という事例がありました。
アメリカなどの海外ではTHCを含んでいても合法で普通に販売されているので入手は簡単です。
ところが日本に輸入するとなると、0.3%以上のTHCを含むものは違法です。
ラベル表示とCBD・THCの表示が違うという商品もあるので、細心の注意を払わないと「図らずも違法行為をしてしまった…」なんて事態になりかねません。
大手代理店からCBDオイルを購入するのが、手間・費用・安全性を考えて最もおすすめです。
ポイント➂:実際に百貨店などに足を運んで店舗で購入する
百貨店には厳しい基準が設けられており、CBDに限らずどんな商品でも百貨店から信頼を獲得したブランドしか店舗に置いてもらうことが出来ません。
なぜなら、そうしないと百貨店の信頼とブランド力が落ちるからです。
高島屋・マルイ・ルミネ・自然食品の店F&F・イオンボディなど、一部の百貨店でもCBDオイルが販売されていますが、それらは信頼を得ている証拠だと言えます。
実際に店舗に足を運び、店員の方に話を聞くなどすると、自分に合った商品を安心して購入出来るでしょう。
まとめ:CBDオイルの安全性は国際機関のお墨付き!安心して使おう!
大麻草由来の成分というと危険なイメージですが、CBDは世界的な機関であるWHOやWADAも安全性を認めた危険性のほとんどない成分です。
人一倍口にする食品には気を遣うプロのアスリートでさえ、続々とCBDオイルを活用し始めているほど。
ガン・アルツハイマー・ストレスなど約100以上もの疾患に効果があると言われている大注目の成分ですから、今まで実現されなかった多方面での健康ケアがCBDオイル1つで叶うのは物凄いメリットでしょう。
とは言え、日本国内で販売されているからと安心せずに、公式サイトでの成分表チェック・問い合わせをした上で、賢く選択しましょう。
ぜひ日常の中でCBDオイルを活用してみて下さいね!
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